離婚をするのであれば当たり前のことですが、離婚届が必要です。

ご自身の所属する市区町村役場に離婚届を取りに行きましょう。

もちろん今ならネットで手に入れることもできます。

離婚届に記入して、市区町村役場に提出しましょう。

ここで忘れてならないのは離婚届の「証人欄」です。

あなたが大丈夫と思った方にお願いして証人欄に記入してもらいましょう。

いよいよ役場へ提出ですね。

提出する今の気持ちはどうですか。晴れ晴れとした気持ちでしょうか。

それとも疲れ切ってそれどころじゃないでしょうか。

小さなお子さんが一緒の方はそれどころじゃないですよね。

役場には離婚届の用紙をもらいに行ったり、さまざまな相談の為に何回も足を運んでいるはずです。

離婚届を提出するあなたは感慨深いものですが、窓口ではあっさりと、簡単に処理されます。

大都市の役所だと、窓口担当の方は一日に何十人あなたと同じ境遇の方から離婚届を提出してもらう訳です。

ちなみに夜間等でも提出可能です。

その場合は宿直の方へ預ける形になるようです。

そしてあなたは離婚届に伴う各種変更手続きをする為に役場内の様々な窓口を巡るツアーに旅立つことになるのです。

離婚届を出したらすべてが終わりという訳ではありません。

全く感傷に浸る時間がありませんが大丈夫です。

自宅に戻って一人の時間ができた時にゆっくり浸りましょう。

その時まで涙はお預けですよ。

離婚届を提出して、引っ越しをすることになれば、前後して転居届を提出ですね。

さて転居届とはなんでしょうか。

転出届・転入届はよく耳にしますよね。

「転居届」とは同じ市区町村内で引っ越しする際に提出する届け出のことです。

ですので、違う市区町村へ引っ越す時は、「転出届」を引っ越し前の市区町村に提出することになります。

加えて、離婚して変更が必要なのは次のようなものです。

1つ目は氏名の変更です。

旧姓に戻る場合は変更が必要です。

携帯電話、国民健康保険等各種保険、郵便物の転送、預貯金、カード、運転免許証、自動車保険でしょうか。

2つ目は住所の変更です。

書類としては、代表的なのが転出届、転入届ですよね。

3つ目は子どもに関する変更です。

お子さんがいる方にとっては一番大事なところですね。

お子さんの親権者は決まりましたか。

そして心配なのは医療です。

まず医療関係の変更をしましょう。

また各種手当の変更または新規に該当するものがあるかもしれませんから確認してみましょう。

手当の変更は、手続きを忘れてしまいがちなので注意が必要です。

ほとんどの役場の方は親切丁寧に教えてくれます。

しかし、こちらもある程度、緊急性の高いもの、生活する上ですぐ必要なもの、必ず今日手続きしないといけないことをリストアップしておくとスムーズに窓口巡りができますよ。

また平日とはいえ窓口では待つことも多いでしょう。

その時にイライラして待つのではなく、休息のつもりで待って下さい。

なにしろ、この役場巡りが終わってもあなたにはやることがたくさんあるはず。

休める時に気持ちを休めましょう。